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印刷機を動かす前に、さまざまな準備がありますので、言葉ごとに作業内容をご紹介していきます。 (1)紙積み 印刷用紙は「ワンプ」と呼ばれる茶色のクラフト紙に包まれた状態で入荷します。紙の厚さによって、50枚～100枚単位で細かくクラフト包装された状態で入荷する場合と、パレットの上に紙を積み上げて、ラップ巻きした「スキット」と呼ばれる状態のどちらかで入荷します。用紙を包んでいるワンプをすべて剥がして、機械に紙を積み替える作業が「紙積み」です。 (2)版付け 刷版を印刷機にとりつける作業になります。CMYK【青・赤・黄・黒】それぞれの版を、機械にセットします。 (3)インキの準備 機械の上には「インキ壺」と呼ばれる部分があり、オペレーターはインキ缶の中に入っているインキをヘラですくって、このインキ壺に流し、印刷機にインキを入れます。 (4)印刷 紙、刷版、インキについて印刷前の準備が完了したら、印刷機を回して実際の印刷作業に入っていきます。 オペレーターは、色見本を手元に置き、まずは機械を少しずつ回し様子を見ながら「試し刷り」を始めます。試し刷りの中で、4色の版の色ズレはないか、色味や濃度、は適正かといった、印刷機の微調整を行っていきます。だいたい合ってきたところで、「本刷り」に入っていきます。 本刷りに入った後も、色の変化やブレを確かめながら進めていきます。 このように本刷りの中で抜き取りチェックを繰り返しながら、場合によってはインク壺をいじって色調を調整し直したり、ゴミや汚れを見つけた場合は機械を止めて汚れを拭いたりと、印刷物の状態をチェックをしながら進めていき、定数を印刷すると刷了となります。 以上が仕事内容となり、弊社では1人に作業が偏る事なく3人で1チームとし業務を行っていきます。

【8：30〜17:30シフトの場合】 8：30：始業 8：30〜12：00：印刷作業 12:00〜13:00：お昼休憩 13:00〜17：30：製造終了～掃除 17：30：退社